ストーリー
木崎かえでは中学から演劇を始め、コンクール入賞を果たし、 ゆくゆくは女優の夢を叶えるはずだった。
しかし、家族揃っての旅行でトラックとの衝突事故により父親と弟は亡くなり、母親とかえでは生き延びた。
母親とかえでは身寄りを頼って東京へ。かえでは、芸能事務所に所属することとなった……。
アイドル・モデル・女優・声優そして、舞台役者。
かつての輝かしい夢とは違った雑踏に紛れた、先の見えない夢の先……。
そんな芸能事務所に一人のマネージャー(白鳥)が現れる。
彼の登場により事態は好転を続ける……。
忘却の彼方で一筋の光が灯る。その時にかえでと白鳥の関係性が明らかになる
金木犀の香りが、止まっていた二人の刻を動かす……。